敏感肌が美白化粧品を使うとシミの原因になる??
こんにちは!SEIYAです。
今回は敏感肌に美白化粧品 はむしろシミの原因になることを話していきます。
■美白化粧品のしくみ
美白化粧品は、使うとお肌が白くなる化粧品だと思い込んでいる人が多いですが、本来の効果 はあくまでも日焼けで肌が黒くなったりシミができるのを「予防」するものです。
だから使う度に肌が白くなると思っていると、その効果の微妙さに落胆するかもしれません。
美白化粧品には主に「メラニン還元作用」「チロシナーゼ活性阻害作用」の2つの効果があります。
そもそも肌が黒くなるのは、お肌が紫外線や刺激に対抗して黒い色の「メラニン色素」というのを生成するからです。
このメラニンはチロシンという成分が 「酸化」 することによって 作られています。「還元」作用とは酸化の逆反応、つまり酸化を抑制することができます。この ような性質を持つ成分の代表格が「ビタミンC(Lアスコルビン酸Na)」です。
また、チロシンは「チロシナーゼ」という酵素の働きで酸化されるため、この酵素の働きを妨害するのがチロシナーゼ活性阻害作用です。
アルブチンやルシノールなどの成分があります。
■美白化粧品の刺激でシミの原因になる?
シミを作る最も大きな原因は紫外線が当たることですが、何も光に限ったものではありません。
「刺激そのもの」でもメラニンが作られるのです。そして美白有効成分の多くは全般的に皮膚刺 激を持っているものが多いです。例えば「ビタミンC」は一般にはとても良い成分と思われが
ちですが、実はとても強い還元作用による皮膚刺激が大きいとされる成分なのです。さらにビタミン Cは強めの酸性物質なので使うとヒリヒリを感じる人も少なくありません。実はこのような美
白成分の刺激も、メラニン生成の原因になることがあります。
つまり美白のために塗っている化粧品が、よりシミを悪化させることもあるということがあるので注意してください
特に炎症の著積によって起こるシミを「炎症性色素沈着」と言いますが、このタイプのシミは 美白化粧品を使わなくても半年程度で勝手に薄くなって消えていきます。にもかかわらず、ビタミンCなどの強い美白成分を毎日塗ることで、ずっとそのシミが消えない……という事例もあ ります。塗るのをやめたらすぐに消えたなんて人もいるので
「美白化粧品=シミを消せる!」という思い込みはしないでください。
ちなみに最近では刺激の強いビタミンCを低刺激化した「ビタミンC誘導体」というものも作られています。
誘導体とは化学的に成分のデメリットを改良したもののこと。
けっして「浸透性を強めたもの」のことではないので注意してください。
ぜひ参考にしてみてください
他にも美容に関する情報を発信しているのでぜひのぞいていってください(^^)
ではまた次回お会いしましょう!